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嘘でもいいから

第9章 重大な間違い

「えっと…変わったお部屋ですねっ…」


動揺を悟られないようにと思っても
ついつい声が上ずってしまう…

器具の詳しいことなんて知らないけど
分娩台のようなものや鎖を見るだけで
私は胸が苦しいくらい
ドキドキするのを感じていた。


「俺も初めて来たけど…
なかなか凝ってるね。
…優花ちゃん、一緒に風呂に入ろうか」


えっ?!
そんなこと言われるの初めてだ…


服を脱がされ、いつになく強引な
想さんに連れられて浴室に入る…

そして想さんは
手に泡をいっぱいつけて
私の身体を洗い始めた。


「優花ちゃんの胸って…
ちょうど手から余るくらいで…
ふわふわして。すごくかわいいよ。
そそられる…」


「あ…ん…っ…」

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