嘘でもいいから
第4章 想いの迷宮
どうかしてる…
いくらLINEで話してても
想さんは初めて会った人。
彼のこと…何も、知らない…
「優花ちゃんは?
恋人は長いこといないの?」
「4ヶ月くらい前かな…
彼の部屋に行ったら、親友が彼と…
ベッドの中にいたんです。
初めてできた彼氏で…」
思わず話してしまってから
後悔した。
想さんは驚いたように目を見開くと
その優しい目がみるみる翳っていく…
あ、なんかミジメだ…
それに同情して欲しい訳じゃないのに…
「あ、でも…昨日
告白されたんですよ?
一番人気のある営業さんで…」
奥さんがいるけど…
いくらLINEで話してても
想さんは初めて会った人。
彼のこと…何も、知らない…
「優花ちゃんは?
恋人は長いこといないの?」
「4ヶ月くらい前かな…
彼の部屋に行ったら、親友が彼と…
ベッドの中にいたんです。
初めてできた彼氏で…」
思わず話してしまってから
後悔した。
想さんは驚いたように目を見開くと
その優しい目がみるみる翳っていく…
あ、なんかミジメだ…
それに同情して欲しい訳じゃないのに…
「あ、でも…昨日
告白されたんですよ?
一番人気のある営業さんで…」
奥さんがいるけど…