テキストサイズ

☆短☆編☆集☆[新・続]

第2章 ヒーローにひかれる松井くん





「松井、お前今日暇だろ?」



「あ...おう」



「掃除手伝ってくんね?
今日の掃除当番、俺しかいねーんだよ」



「分かった、いいよ」



「わりーな、さんきゅ
はいこれ、ホウキで教室のゴミ掃いて」



「うん...分かった」



そう言って、男は自分の教室に戻っていった。



うわぁぁぁぁ



またやっちまった!!!!



俺の名前は松井 光輝 (まつい こうき)



頼まれたら断れない立ちです



これさ、癖なんだよ



直そうとは思ってるんだけど、考える前に口が先に動いている....。



今日はバイトがあるから、5時までには行かないと行けないんだけど...多分間に合わない....



直したいけど直んない



取り合えず、今はさっさと終わらせて、急いでバイト行かないと!



俺はホウキを持って、隣の教室に行き、端から掃いていった。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ