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責められたいの

第15章 小悪魔執事 3

「蓮さま…そんな目とは…
聞き捨てならない。
貴方がしたことはなんですか?
まさか合意の上での
神聖な行為だとでも?
貴方は悪魔の力を借りて
彼女の純潔を奪ったのです。」

「…う…」

「それに…今やめてしまえば
妊娠するかもしれませんね…
彼女の中には生が満ちている。
きっとそういう時期なのでしょう。」


この時僕は改めて分かった。

僕が主人だとは言っても…
主導権を握っているのは
やっぱり悪魔のクリスなんだ。

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