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責められたいの

第3章 私だけのアイドル 1

『あ、俺いいもの持ってる。
触る前にコレ使うっていうのも
面白そうじゃない?』


和くんが唇を片方だけ上げて笑う。


酷薄な笑み…


でもそんな顔も悔しいくらい色っぽい。

和くんがバッグから出してきたのは
ピンク色したローターだった。

何をするものかくらいは
私だって知ってる…


「何でそんなもん
バッグに入ってんだよ。
お前ってさぁマジで…
でもまぁ…
確かにおもしろそうだな…」

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