テキストサイズ

責められたいの

第30章 ハプニングバーの恋人 5【完】

私の前に現れたのは
丸くて大きな目をした
可愛らしい顔立ちの青年…

間違いない。

私が初めて
佑樹さん以外の人に抱かれた相手の…
セイヤだった。


「うっ…うぅ…う…」


なんでここに…あなたがいるの?

恥ずかしさと悔しさと
そして惨めな気持ちでいっぱいになって
次から次へと涙が溢れ出す。

最後に会った時から何ヶ月が経っただろう…

少年の様な顔立ちはそのまま…
少しだけ大人っぽく、男らしくなって。

このいかがわしい場所には相応しくないような
爽やかな雰囲気を漂わせているセイヤ…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ