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あんたに処女は渡さないんだから!

第6章 2度目




「先輩、ごめんなさい。
先輩は悪くないです。
僕が全部悪いから先輩は責任なんて感じなくていい……」






私よりも大きな男の子の体。







ミナミ君の心臓の音が伝わってくる。








「でも……」






それでもだめだ。






私達がカップルなら許されること。







だけどカップルなんかじゃない。






ただの先輩と後輩。






「私はミナミ君の恋人じゃない……。
私たちはただの先輩と後輩だから……」















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