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あんたに処女は渡さないんだから!

第8章 好き……



でも正直、何を言えばいいかわからない。







……分からないんじゃなくて、








言いたい事が多すぎて……









いつからだろう、ミナミ君に触れられたいと思うようになったのは。









中学を卒業してもう二度と会うことのない彼のぬくもりが体に染み付いていた。








徹とエッチしたときも、








どんなに気持ちよくても、







心の奥に何かが引っ掛かっていた。








これから先どんな人に抱かれても心のどこかに彼がいる。








二度と触れられない彼が。









それなのに……





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