
あんたに処女は渡さないんだから!
第9章 我慢したんだから……
「あ。ベッド座っていいから。」
二人きりで話すのも何ヵ月ぶりだろ。
「ユキ、改めておめでと!」
「うん。ありがとー♪」
「それより俺の家に来てよかったの?
普通は家族と会うでしょ?w」
「まぁ普通はね。
合格したってことはもう言ってあるよ。
お母さんにはアミの家で二人でお祝いするって言ったし。」
ミナミのこと、まだ家族には伝えてないんだよね……。
知ってるのも学校のごくわずかの人。
私がミナミと同い年だったらもっと校内でイチャイチャしてとっくに学年中に広まるなw
