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「残念ながら先輩のお願いは聞けません。
だいたいあんなことしてここまで耐えた僕って凄くないですか？w」






私の方へ近づいてくる幸坂くんから離れるように後ずさる。







「だめ。それだけはダメだから！」







手が自由になったとは言え脱力状態の私は逃げることなど出来ない。








そしてついに幸坂君は目の前まで来た。