テキストサイズ

あんたに処女は渡さないんだから!

第2章 はじめまして



「東雲、昨日委員会ありがとね。」




「あ。うん。」





昨日はあの後二人でちゃんと委員会の仕事をして帰った。




体育倉庫での事は誰にも秘密。






「てゆーか、あれなんの荷物?」





「あー。あれ俺らを送る会の飾りだよ。」




そーだ。
私たちは中3。
今は卒業式の準備も始まる2月下旬。





もうすぐこの学校とも友達ともお別れか……。






「送る会っていつ?」





「3月1日だよ。」














ストーリーメニュー

TOPTOPへ