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庭と 愛犬と 私

第20章 2014.07.29 TUE.(父来る


今日は比較的過ごしやすく、
仕事も午前中に役員方の夏休みスケジュール調整がひと段落。

午後からのんびりファイリングをしていたら・・・、

大きなスイカを抱えた両親がやってきた。

上司は気を遣って
早退してよいと言ってくれた。


ウチへ来たのは5年ぶり。

両親の着ているのは・・・、
今年の母の日、父の日に送ったシャツ。

母が手にしている日笠も、父の被っているパナマ帽も昨年の・・・。

健康的に見える。(ヨカッタ)



コーヒーを入れリビングで落ち着いたが、
何を話したものか・・・。(照レクサイ)


愛犬はお客様に吠えることなく足をクンクンしていた。

テーブルの上のおやつをほしがると、
父が「餌鉢、持ってこい。」という。

私が「カランカラン頂戴」と言いなおすと、
ケージの横に置いてあったお皿を運んできた。


両親は大喜び。
他にも芸を披露すると、
愛犬はすっかり父に懐いた。
(父ハ褒メ上手)

父は若い頃趣味で猟銃をやっていて、
家で猟犬を飼っていて
犬のしつけや手懐けるのが上手い。



父は所謂”道楽”好きな人で、
若いころから猟銃やボート、
ゴルフに骨董や盆栽など・・・・。

私は小さな頃から
そんな父が大好きだった。
(今デモ)

そんな父から
「犬の躾が上手くなったなぁ。」
と言われて、
ここ何日かの疲労が
吹き飛ぶほど嬉しかった
(父ハ褒メ上手♡)


愛犬は大喜びで遊んでもらって、
今は疲れて寝ている。



両親がなぜ来たのか・・・?

大きく育ったスイカを
自慢したかったのか・・・・?

姉夫婦と喧嘩でもしたのか・・・?

週末のお祭りを見に来たのか・・・?



サンルームで夕食をしながら、
庭を見て母が言った。

「思ったよりちゃんと生活しているね。」


多分、最近あまり連絡していなかったのを
心配してやってきたのだろう
と思うと、胸が痛い。
(心配カケテ、ゴメンナサイ)


一日一生、一日一笑。
等身大で生きてますよ。
(信ジテ)



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