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「お―嶺亜。学生証あってよかったね。」


宮近がそう言ってきた。


「あっ‥‥うん。。。それがさ、拾ってくれた子が可愛くて！俺一目惚れしちゃった!!?‥‥だから、少クラの収録見ていくように言っちゃった！」


俺は宮近にそう伝えた。


「はぁっ!?お前手はやくね???‥‥じゃあ今日はいつもの『倍』頑張らないとだね。嶺亜。」


「うんっ!!」



『オープニング出る子――！準備して――！！』



「行こっ！！」




俺は思いっきり走って行った‥‥