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体を起こしたユーリさんが、切なそうな表情をしてる。


あたしと同じように、感じてくれてるのかな……///


なんだかすごく嬉しくて、心臓を鷲掴みされたみたいにキュンとして


痛みであたしは涙目になってると思うけど、そんなのも忘れてしまうくらい、幸せな気持ちが溢れてきた。



「……このまま、優しくしたいけど」



唇にキスを落として、ユーリさんの手があたしの腰を掴む。



「ごめん、千夏」

「…………！」



さっきまでゆっくりだった動きが、激しく変わった。



「きゃっ……あぁ……っ」



何度も強く突き上げられるけど、ユーリさんの手がガッチリあたしの体を支えていて


だんだんと体が慣れてきて、快感が全身を流れていく。



「……あ、あ、や……んあ……っ」

「……千夏……っ」

「……っ もう、だめぇ……っ」

「…………っ」



ユーリさんの甘い吐息が聞こえて


もう何も考えられなくなって


更に強く抱きしめられた感覚を最後に


あたしは真っ白な世界へと落ちていった。