無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

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ＲＲＲＲＲＲＲ……

ＲＲＲＲＲＲＲ……

ＲＲＲＲＲＲＲ……




「……うるせぇ……」

「…………」

「……ユーリ……」

「…………」

「……おい」

「…………」

「～～～ユーリ！」



俺の頭の上で、さっきから俺のじゃない着信音が鳴り続けていて


床に脱ぎ捨てられているスーツに手を伸ばして、探し当てた携帯を掴むと



「てめぇのだろ！！」



俺はそのガラケーを、ベッドの上で爆睡しているユーリに向けて投げ付けた。


………って。


なんで俺の部屋なのに、お前が俺のベッドに寝てるわけ？


なんで俺がその下の硬い床に転がってんだ？



ＲＲＲＲＲＲ………



あ゛～～も～～うるっせぇな！！




「～～ユーリ！ 起きろボケ！！」