無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

“ 愛することと同じくらい

信じることが大事なんだよ ”



“ 相手の目を見て、相手の言葉を聞いて

ちゃんと心を通じ合わせなきゃだめだ ”



「…………っ」



………そうだ。


ユーリさんと出逢って、恋人になってくれた後も


ユーリさんはいつも、私を真っ直ぐ見て、笑ってくれていた。


………あの笑顔を、もう一度………


ううん、これからもずっと………！




その時




ＲＲＲＲＲＲＲＲ………




「…………！」


「あ、ごめん私だ」




陽菜ちゃんはあたしから手を離すと


ハッピのポケットから、携帯を取り出した。


そして、画面を見ると


すごくびっくりした顔をして、携帯を耳に押し当てた。







「もしもし？ 蓮せんせい？」