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仮彼氏。

第5章 泊まり。

「…甘すぎ」

「え」

なにそのあっさりした感じ!?
顔真っ赤の私が馬鹿みたいじゃん!//


「もっとやる?」

「やらない!普通に飲むっ!///」

「はいはい」

カップを受け取り、一気に飲み干す
…あれ?いつの間にか落ち着いてる。。


「……銀、ありがと」

「何が?」

「っ何でもない…!//」


「…ま、俺もご馳走さま」

「なっ…///」

こいつ…!!//


「じゃ、とっとと寝るぞ」

「え、銀も寝るの…!?」

布団に入ってくる銀を見て、目を見開く


「なんか疲れたし、寝る」

「そ、そっか…」

なんか一緒に寝るの恥ずかしいな…


「うっ…」

まだ鳴り止まない雷の音に肩を竦めると、銀が後ろから私を抱き締めた


「俺がいるから、な…?」

「銀…」

薄い生地越しに感じる銀の体温
なんか、安心する…


「…おやすみ」

「うん…」

まぶた、重い。。



「…好きだ」

眠りに落ちた私に、銀の言葉は届かなかった──

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