まなかなかなか…
第5章 2014年07月21日(月) 小さい世界、小さい自分
人間、誰しも持ってる自分の世界
それが真っ白でも真っ黒でも、明るくても暗くても、綺麗でも汚くても、良い人から悪い人までみんなが持ってる世界
それを人に見せることには抵抗があるだろうし、家族や仲の良い友人に曝け出すことでさえ難しいと思います
まなかの世界はとても小さくて真っ黒で暗くて汚い
そこで生きているまなかも小さくて汚くて悪い人
そんな世界が自分が嫌で嫌でしょうがない
そう思ってるのに、自分の世界を大きく良くしようとできない自分が嫌…
楽な世界に生きているのに、誰よりも居心地がいい世界に生きているのに、死にたいと思う弱い自分が嫌なんです
そんな世界、そんな自分を、まなかは誰にも見せることができませんでした
これからも見せられないでしょう
家族にも、友達にも、恋人にも
ただ1人…あの人を除いて。
でもきっと、見せたから嫌われたんです
見せなかったら、今まで生きてきた通り、偽り隠し嘘をついていたら…嫌われる日はまだ先だったろうに
後悔してばかりです
でもこんなまなか、きっといつかは嫌われます
しかし嫌われる日が遠ければ遠いほど、その人と一緒にいられます
汚いまなかは、少しでも長くその人と一緒にいたいがために、小さすぎる世界や自分を隠して見せずに生きていく
それがまなかの生き方です
小さい世界に生きる小さいまなか。
小さいから、真っ黒で暗くて汚い世界になるんです
小さいから…汚くて悪い自分になって、周りに人がいなくなるんです
そんな自分を守ろうとしてどんどん歪んで醜くなり、寂しくて痛い人となり独りになる
そしてこんな場所で、3人の方に見守っていただきながら、生きていくしかないのです