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好きになってもいいですか…?

第18章 外の世界



「本当だ…あったかい!」 


「ずっと手入れてたからね」


「そうなんだ。おじゃまします♪」



「狭いけどくつろいでね(笑)」


「うん♪(笑)」



転ぶと危ないので雪を出来るだけ
避けて歩いた




狭いポケットの中で手を繋いだり
くすぐりあったり
指を絡めあったり




誰にも見えない右手と左手で
イチャイチャしながらゆっくりと
駅まで歩いて帰っていった




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