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好きになってもいいですか…?

第2章 始まり



そんなことを考えながら2階の観覧席に戻る途中



すれ違った男の人がタオルを落とした









「あ、あの…!これ…落ちましたよ!?」





「あれ?ありがとう!」




どきッ…//



その人は眩しい笑顔で爽やかに
お礼を言うと体育館の
コートに向かって去っていった







理緒は彼が見えなくなるまで
動けなかった







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