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好きになってもいいですか…?

第6章 思い



翌日



部活が終わり部員が帰っていく
更衣室は理緒だけになった
外も沈黙している






「そろそろ…行かなくちゃ…」





ゆっくりとドアを開けると
体育館の中心に翔が立っていた



「遅くなってごめんね?」 


「ううん、全然大丈夫。」











長い沈黙が流れる





「はぁ…あ、あの…ね…

なんて言えばいいんだろ…」





言葉が出てこない…
涙がこみあげて来る…




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