
好きになってもいいですか…?
第12章 季節の変わり目
ちゅ…ちゅぱ…ぴちゃ…ぴちゃ…
暗い公園には二人の
キスの音だけしかしない
ちゅぱッ…ちゅぱッ…れろれろ…//
目を閉じて一心不乱に求め合う
ふと下半身に違和感を感じて
理緒の動きが止まった
翔の股間が膨らんで
理緒を押し上げて来ている
「ごめん//何もしないから…」
恥ずかしそうに翔が言った
「…ううん…気にしないで…もし
…もししたいなら…次はちゃんと
コンドーム…買ってしよ…?」
顔を真っ赤にしながら
理緒が答えた
それから二人はもう一度抱き合い
深いキスをしてから
公園をあとにした
