蛹
第3章 3
「佐久間先生…院長がお呼びです」
「はい」
院長室に行く佐久間
「失礼します。」
「佐久間先生、君を救急の部長にと思ってるんだが、どうかね」
「え?僕がですか?」
「君、救急の希望だったろ?是非とも頼みたい、君の話しわ聞いてる、とても優秀らしいぢゃないか。」
「そんな…」
「来月から、多少の移動が院内で行われるので、頭に入れて早いうちに返事をもらいたい」
「はい、失礼します」
…とうとう救急か、答えわ決まっていた
三日後救急に移る準備をした、外科医として結果が出せる場だ
佐久間わ嬉しかった
「佐久間先生!!急患です、お願いします」
当直の佐久間が呼ばれた
「18歳男性、暴行され路地に倒れていたそうです。意識がないそうです」
「受け入れ準備!!手術室準備!!麻酔科に連絡!!」
18歳…孝之ぢゃねぇよな…………
「佐久間先生到着です!!お願いします!!」
顔を見た…別人だった
…孝之…何してるんだ…
…孝之…
「佐久間先生!!お疲れ様でした。」
「少し仮眠するよ、」
仮眠室に入り横になり携帯を見た
知らない番号が入っていた
かけてみる佐久間
…誰もでない…
…そして電話の相手の孝之わ、すぐに気づいたが出ることができなかった
…ひじり…ひじり
…会いたいょ
……孝之……会いたい