君と僕と…
第3章 好きな人
今宵と初めてあったのは、中2の時だった。
***
「今日から、一緒に暮らすことになった 早乙女 今宵君だよ。ほら、麗亜もあいさつして。」
兄貴から紹介されたそいつに一瞬俺は見惚れてしまった。
「麗亜? ほら、早くして。」
「あ、ああ。暁 麗亜だ。よろしく。」
兄貴の呼びかけで一気に現実に引き戻された俺は慌てて自己紹介した。
そいつ……今宵は俺の自己紹介にペコっと頭を下げた。
今宵は、女みたいな顔立ちで身長も150cmとちょっとしかないくらいちっちゃかった。青に近い黒色の髪に鮮血のように真っ赤な赤色の目。
雪のように白い肌はきめ細かくシミ一つなかった。
けど、顔には表情がなかった。
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「今日から、一緒に暮らすことになった 早乙女 今宵君だよ。ほら、麗亜もあいさつして。」
兄貴から紹介されたそいつに一瞬俺は見惚れてしまった。
「麗亜? ほら、早くして。」
「あ、ああ。暁 麗亜だ。よろしく。」
兄貴の呼びかけで一気に現実に引き戻された俺は慌てて自己紹介した。
そいつ……今宵は俺の自己紹介にペコっと頭を下げた。
今宵は、女みたいな顔立ちで身長も150cmとちょっとしかないくらいちっちゃかった。青に近い黒色の髪に鮮血のように真っ赤な赤色の目。
雪のように白い肌はきめ細かくシミ一つなかった。
けど、顔には表情がなかった。