Lie Love
第2章 帰り道に
公園をでて少し歩いたところで
私と玲奈と村田先輩は別れた
「莉紗ちゃんの家こっちー?」
前を歩いてる佐々木先輩が言った
『は、はい…』
って私噛みまくり…
佐々木先輩絶対変におもってるよ…
「敬語使わなくていいってー」
佐々木先輩は笑いながら言った
『あのっ…佐々木先輩』
「んー?どうした?」
『今日は…楽しかったです』
「改まってどーしたの?ま、俺も楽しかったよ」
佐々木先輩はそう言った
『あの…佐々木先輩…聞いてもいいですか…?』
言うなら今しかないと思った
「どうしたの?」
『佐々木先輩は…好きな人とか…いるんですか?』
今日が最後かもしれない
こうやって話せるのは…
「好きな人ねぇ…莉紗ちゃんはいるの?」
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