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彼は年下女子が好きなんです

第5章 告白、そして振られる


教室に入る。

人気者のまーは、すぐに囲まれる。
見慣れたよ。

「おはよう、真姫。」
「おはよう、咲希。」
私は、親友の咲希がいるからいいの。

比較的静かな窓側の咲希の席で、咲希と話す。

「雅紀くん、別れたんだってね。」
情報早っ!
「相変わらず、情報早いね…」
「学校中、皆知ってると思うよ?」
「マジか…」
別れたの、放課後ですよ。しかも下校中。
…だから、また呼び出されるワケか。

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