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彼は年下女子が好きなんです

第9章 「今すぐ、会いたい。」

「お母さん、ちょっと出かけてくるね!」
お母さんに声をかけて、家を飛び出した。

「ちょっ!どこいくのよ!?」

なんて声を聞きながら。

多分……いや、絶対まーはあそこにいる。
なんにも決めつけられる理由なんてないけど。

10年以上一緒だから。
誰よりも、まーを見てきたから。
ずっと、まーと一緒にいたから。

…きっと、あの場所にまーはいる。

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