彼は年下女子が好きなんです
第9章 「今すぐ、会いたい。」
「ねぇ、まー?」
「なに?」
「競争しよう?」
「どっちが先に戻ってこれるか。」
「え?」
「よーい、スタート!」
まーが、向かったのはジャングルジム。
勝てないってことくらいわかってるけど、私も行く。
……相変わらず、まーは速いけど。
「まー、遅い」
また、笑ってる。
もう、わかるよ?
まーの笑顔が輝いてる理由。
まーのことが、好きだから。
「まー、もう、急がなくていいからね!」
もう、ゴールしてるまー。
そんなこと言われたら、余計急ぎたくなるの!
…早く、まーのところに行きたいから。
ズルっ
うそ……
「ちょっ!まー!」
ドサッ
「相変わらずだね。
だから、急がなくていいって言ったのに。」
「…まー……」
また、落ちた。
でも、また受け止めてくれた。
「これからも、受け止めてくれる?」
「もちろん!」
end
「でも、できるだけ落ちないでほしいな…」
「えー……笑」
「なに?」
「競争しよう?」
「どっちが先に戻ってこれるか。」
「え?」
「よーい、スタート!」
まーが、向かったのはジャングルジム。
勝てないってことくらいわかってるけど、私も行く。
……相変わらず、まーは速いけど。
「まー、遅い」
また、笑ってる。
もう、わかるよ?
まーの笑顔が輝いてる理由。
まーのことが、好きだから。
「まー、もう、急がなくていいからね!」
もう、ゴールしてるまー。
そんなこと言われたら、余計急ぎたくなるの!
…早く、まーのところに行きたいから。
ズルっ
うそ……
「ちょっ!まー!」
ドサッ
「相変わらずだね。
だから、急がなくていいって言ったのに。」
「…まー……」
また、落ちた。
でも、また受け止めてくれた。
「これからも、受け止めてくれる?」
「もちろん!」
end
「でも、できるだけ落ちないでほしいな…」
「えー……笑」