テキストサイズ

秘密

第13章 家に帰ろう?

笑顔を取り戻した湊は、ポンポンと軽やかに頭を叩く


「ははっ!可愛い奴め!」


結衣は、ある事を思い出す。


「あー!」


「ど、どうした?」


「お母さんにお使い頼まれてたんだ!!」


「じゃ早く買いに行かないとだな!外、薄暗くなってきたし俺も一緒に行くよ」


「お兄ちゃん…家に帰ってきてくれるの?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ