テキストサイズ

秘密

第13章 家に帰ろう?

お兄ちゃんと彼女のキスを間近で見た時は、ショックで夜通し泣いちゃって、もう顔なんか見たくない!って思ったけど……

やっぱお兄ちゃんが、居ないと寂しいよ。


結衣の姿に気付いた湊は、声を掛ける。


「結衣もゲームする?」


「うん!」


「さてと、お父さんは風呂でも入ってこようかな」


父親は、ゲームを置きリビングを出た。


「何やりたい?」


「じゃマ○オカート8やりたい!」


「いいよ!」


二人は、時間を忘れてゲームに没頭し続けた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ