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秘密

第18章 慰めてあげる

その夜
私は、深く傷付いているお兄ちゃんを慰めてあげようと部屋を訪ねた。


「お兄ちゃん 入るよ?」


「どうぞ」


結衣は、ドアを開けて部屋に入る。


湊は、ベッドで横になりテレビを観ていた。


「…大丈夫?」


「何が?」


「その…彼女にあんなことされて…深く傷付いてるんじゃないかと思って…」


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