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秘密

第21章 お兄ちゃんの寝言

何それ…。

勝手に妄想して、落ち込んでバカみたい。

いつまでもこんなことしてらんない!

早く起こさなきゃ!


結衣は、気持ち良さそうに眠る湊を起こす。


「お兄ちゃん!起きて!朝だよ!」


「ん…」


目覚めた湊は、大きな欠伸をしながら結衣の手を離し、背伸びをする。

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