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秘密

第30章 お兄ちゃんに秘密がバレた!!

結衣は、湊に背を向けて
両手で顔を覆い隠す。


「俺が、気付いてないとでも思った?ずっと前から気付いてたよ。
結衣は、必死に声を抑えてたつもりだろうけど、俺の部屋まで喘ぎ声が筒抜けだった。
壁薄いんだからさ、する時は声出さないようにしないと」


じゃ…お兄ちゃんも……。

ヤダ!ヤダ!
想像したくない!

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