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「だから元カノが、浮気しようが何しようが全く心が傷まなかった。結衣の友達から告白された時は、きっぱり好きな子が居るからって断った。血の繋がりなんか関係ない！
俺は、結衣が好きだ！」


自分の想いを告げた湊は、両手で結衣の顔を持ち上げ、唇に優しくキスをした。


大好きな兄と初めてのキスを交わした結衣の瞳から大粒の涙が次々に頬を伝って流れ出す。