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秘密

第4章 女子大生と合コン

結衣は、痛みに堪えながら
ゆっくり湊におぶさる。

結衣が、おぶさると湊は、立ち上がり階段の手摺を持ちながら階段を一段ずつ上がる。



「…お兄ちゃん、重くない?」


「大丈夫だよ」


「ありがとう…」


お兄ちゃんに優しくされればされるほど…

好きな気持ちが、どんどん溢れてきて…止まらなくなる。

いつかお兄ちゃんへの想いが爆発するんじゃないかって時々怖くなる…。

お兄ちゃん…これ以上
私に優しくしないで……。

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