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秘密

第11章 ショック!家族の目の前で……。

湊は、叩かれた方の頬を手で押さえながら彼女の絢音と家を出た。


「湊くん…大丈夫?」


「あぁ…。今夜はホテルに泊まるか?」


「ごめん…。私、このあと用事あるから」


「そっか…」


「じゃまた今度ね」


「あぁ」


絢音は、大通りでタクシーを拾い
帰っていった。


1人になった湊は、手をズボンのポケットの中に入れ
車が行き交う夜の大通りを歩き続けた。

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