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叶わぬ恋でも君のために。

第2章 仕事に生きる。

そう思うのと同時に---


さっき、自分の胸に変な違和感を感じた気がして
モヤモヤしていた。


きっと、初めて会うタイプだし、
ちょこっと興味が湧いただけよ。


こんな本心のわからないような人
絶対好きになんかならないし…。



私は業務を忠実に遂行するまでよ。



そうよ…


私は仕事に生きるの。






恋なんかしない。



もう二度とあんな想い



したくない…。








私は何故この時
自分にそう言い聞かせていたのか


言い聞かせる必要があったのか





この時はまだ


気付いていなかった…。

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