しあわせはここから。
第2章 学生生活は何色か
新調したスーツに身を包み入学式へ向かう。周囲の人たちをみるとピカピカの1年生ばかりのようである。身に纏うものすべてが真新しいものであった。
ふうと息を吐き、手に力を入れる。気づけば視線はうつむいていた…こんなんじゃだめだと自らを奮い立たせる。
だって…これからはバラ色の大学生活がまっているのだもの。初日から下向いてちゃ良い出会いを見落としかねない。
胸を張って、前を見る。
履きなれないパンプスで足元はふらふら、着慣れないスーツで体は窮屈。しかし、笑顔だけは忘れずに。
今日から4年間、女子大学生としての生活が始まる。
ふうと息を吐き、手に力を入れる。気づけば視線はうつむいていた…こんなんじゃだめだと自らを奮い立たせる。
だって…これからはバラ色の大学生活がまっているのだもの。初日から下向いてちゃ良い出会いを見落としかねない。
胸を張って、前を見る。
履きなれないパンプスで足元はふらふら、着慣れないスーツで体は窮屈。しかし、笑顔だけは忘れずに。
今日から4年間、女子大学生としての生活が始まる。