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アクマにアソコを貸しました

第2章 これってモテ期じゃないですか

ピーッピッピッ!
ダーラーララ ラーラーラー♪

目覚まし代わりのサンバのリズムで目が覚めた。

目覚めスッキリ、体が軽い。

「はっ、夢か…
良かったぁ〜処女(おとめ)じゃなくなる夢みちゃったよ〜
もしかしてアレか?欲求不満かあたし!テヘ」


昨夜の淫らな記憶は単なる夢だったとわかって朝からおかしなテンションだった。

「妄想力だけは男子高校生並みに逞しい処女ともなれば、そりゃ欲求不満だろうな。
そもそも目覚ましの音楽クソダサいな。そりゃ色気も出ないわけだ」


「失礼ね、ダサくないわよ!




って、あぁあぁぁぁーー!
夢だけど夢じゃなかったぁ!」


ゆ、ゆ、と吃りながら上半身裸の美しい男を指差す。
「ゆ?夢じゃなくて残念だったな。それとも――良かった、か?」

「良くないわ!中出し!な、中…中で…
子供出来たらどうすんのよぉ!」

悪魔とのハーフ?お尻から黒いしっぽが生えてんのかしら…

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