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アクマにアソコを貸しました

第10章 イカ?いいえ、津島です

俺の名前は津島。

入社してから5年目の脂の乗った有望ビジネスマンだ。

社内でもそこそこ人気のある独身男性社員だった。

そう…“だった”…過去形だ。俺はある日突然未知の病に冒された。美人薄命ならぬイイヤツ薄命なのか。
症状は詳しく言えないが、ドクターも初めてだという症例で、研究したい、学会で発表したい!高2病と名付けたい!と熱望されたのだが仕事が忙しくて希望には添えなかった。

正確には1ヵ月程で何となく治った為、ドクターの舌打ちとともに治療が終了したのだが。


病は治れど、面子は元に戻らない。俺に頬を染める後輩の女も、既にいい感じになってた同期の女も、イカ臭…一度病に冒された俺には冷たくなった。


え?症状?…仕方ないな。そうだな、思い出すのも辛い大変な症状だった、とだけ教えておこうか。

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