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『命』について考える

第13章 DV、借金、風俗

もちろん私名義な為、返済日に入金がないと私宛てに督促電話がかかってきます。督促電話を受けて、彼に慌てて電話するととりあえず最初の1、2回は払ってくれましたが、途中から「風俗で働いたらどう?現役女子大生ってだけでかなり稼げるらしいよ」と私に風俗をすすめてきました。口では「そんなの嫌だ。やりたくない。アンタの借金なんだからアンタが金作れ」と断りましたが、借金の名義が自分名義で、督促の電話が私宛てにかかってくる以上、自分でなんとかしないとどうにもならない、と思っていました。
「殺されるよりは、借金抱えてでも生き延びる方がマシ」と借金を選んだ私が、今度は「借金の取り立てに怯えながら生きた心地のしない日々よりは風俗で働いてでも借金返済した方がマシ」と風俗を選んだのです

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