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ワタシの履歴

第13章 無心〔二〕

登君と会ったりしていた頃、私は他にも会っている男が何人かいた。


これも恵の紹介で知り合った、太一君。

太一君は3歳上で、運送会社でドライバーをしていた。
いわゆる、トラックの運ちゃん。

2月上旬に知り合い、下旬に、私の友達の朋子を連れて、太一君の職場の友達という哲男君と4人で飲み会をした。

太一君と会うのは、恵から紹介があった飲み会以来。
ようするに2回目。

最初から、太一君が遊びなのは分かっていた。

だって、恵に紹介されて別れた後、

『今度は恵ちゃんじゃない輝子ちゃんの友達連れてきてよ!飲み会しよう!』

ってメールがあったから。

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