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ワタシの履歴

第16章 逆療法

驚いていると、まゆみサンが言った。

「そうだよ~。お店来てすぐに寝ちゃうなんて~!しかも膝枕だよ~!」

「え!?膝枕!?ゴメンなさい!」

「え、あ、いや、全然大丈夫です!」

「お詫びに今日、何頼んでもいいから!」

まゆみサンと一緒に付き、本当に色々ご馳走してくれた。

盛り上がってきた頃、

「あ、ちなみに膝枕じゃなくて肩だったから」

と言うと、

「え?なんだ~良かった~」

と言ってまゆみサンと笑った。



この人の名前は龍平。

仕事は公務員。

歳は3歳半上で、当時は誕生日の後だった為、24歳になったばかり。
(私は12月なので、まだ20歳)

それから龍平は、良くお店に来るようになった。

私はまゆみサンの教えで、メルアドはすぐに教え無いように言われていた。

龍平にも聞かれたが、

「明日来てくれたらね」
と言ってすぐには教えなかった。

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