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ワタシの履歴

第18章 期待

キャバで働き始めて1ヶ月を過ぎた、7月上旬。
私は、龍平と付き合い始めた。

龍平は、あの、謝ってきた人だ。

あの姿を見て、私は『誠実な人だなぁ』と思った。

裕太とは、見た目も中身も違うタイプ。

裕太の事は、もう本当に吹っ切れていたみたい。


龍平はあれから頻繁にお店に来るようになり、私も、ノリが良くて楽しく、男らしい彼に惹かれていった。



彼は、他のキャバクラにも良く行っていたが、

「付き合うならこのコしかいないと思った」

と言ってくれて付き合い始めた。

付き合っている間、龍平は本当に男らしかった。

俗に言う、『俺に着いてこい!』タイプ。

今まで私の周りには、そこまでこんなタイプの人はいなかったので、私はそれを『男らしい』と思っていた。

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