ワタシの履歴
第27章 監視
この監視生活も1ヶ月を過ぎた頃。
もうママもお酒を隠れてなんて飲まないだろうと、パパも私も信用してきた。
そして、私の起床時間は6時になった。
ある日、なんとなく、ママがお風呂に入っている時に、両親の寝室のクローゼットを見てみた。
それまでも、台所の全ての扉や洗面台の扉、靴棚の中までも調べていた。
その時は、お酒は発見していなかった。
だからこそ、信用してきたのだ。
しかしこの日、クローゼットに隠されたお酒を発見してしまった。
紙パックの、美味しいとは余り言えないお酒だ。
もはや、アルコールさえ入っていれば、何でも良かったのだろう…
それは余計に、私を悲しくさせた。
発見はしたが、私からはママには言えない。
娘から叱られるなんて、ママの気持ちとしても辛いはずだ…
何より、ママだって飲んではいけないと分かりつつもお酒を飲んでしまう事を、葛藤して苦しんでいるはずだ…
もうママもお酒を隠れてなんて飲まないだろうと、パパも私も信用してきた。
そして、私の起床時間は6時になった。
ある日、なんとなく、ママがお風呂に入っている時に、両親の寝室のクローゼットを見てみた。
それまでも、台所の全ての扉や洗面台の扉、靴棚の中までも調べていた。
その時は、お酒は発見していなかった。
だからこそ、信用してきたのだ。
しかしこの日、クローゼットに隠されたお酒を発見してしまった。
紙パックの、美味しいとは余り言えないお酒だ。
もはや、アルコールさえ入っていれば、何でも良かったのだろう…
それは余計に、私を悲しくさせた。
発見はしたが、私からはママには言えない。
娘から叱られるなんて、ママの気持ちとしても辛いはずだ…
何より、ママだって飲んではいけないと分かりつつもお酒を飲んでしまう事を、葛藤して苦しんでいるはずだ…
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