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好きになっちゃだめッ!!

第5章 接近

『どけ!!』


俺は女を払いのけてちんこを引き抜く。


最悪だ…。


事の重大さを知ったのか、慌てて女がすがりついてくる。

「ひっ!!も、申し訳ございません!!ご主人様!!」


『邪魔だ。』


カツカツと扉に向かう。


女は泣きじゃくっている。


「ひっくひっく…でも誘ってきたのはセナ様じゃない…」


ピクッ


『……………。』


「あなたは遊びかもしれないけど、こっちは必死なのよ…!!」


そしてまたひっくひっくと泣きじゃくる。



『分かってるなら、口答えするな。』



「そ、そん…」


バタン!!


『……………っ。』


俺は最後まで聞かないまま部屋を出た。


部屋からは微かに嗚咽が聴こえた。


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