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人間と吸血鬼

第16章 心

雅紀「ん〜…よく寝た…」

俺はベットから起きる。

ちょうどいい時間くらい…

リビングに行くと和はまた寝ている。

起こすのもあれだし…

俺は軽く散歩することにした。

朝だからそんなに油断していなかった。

路地裏を通ると、

「こんにちわ〜」

見ると、

雅紀「君は…確か…戒…」

戒「そう。覚えてくれてたんだ〜」

彼の目が怖い…

戒「今日は君の心をもらいにきた。今日こそはね…」

雅紀「やだ…」

俺は後ずさりする…

だけど…

雅紀「わぁ…‼︎」

壁に抑え込まれた。

戒「そうだな〜和に手を出してもいいんだよ?」

雅紀「えっ…」

戒「和に手を出さない代わりに…って言うのはどう?」

和の為だったら…

雅紀「い…いよ…その代わり絶対だよ…」

戒「分かった。守るよ?」

和の為だったら心だって…命だって…

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