無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「怖がらないで？俺は君の血を頂きに来ただけだから…」

すると、

ダンッ‼︎

素早く壁に抑えられた。

雅紀「やぁ…いや…！」

俺は必死に抵抗するが全く振りほどけなかった…

「美味いだよね…君の血…他の人間よりも君のが一番美味いんだ…」

雅紀「いや…」

「じゃあいただきます…」

すると首筋に痛みが走った。

雅紀「やぁ…！あ…っ…！あぁ…！」

ジュル…ジュル…ジュル…

血を飲まれている…

雅紀「ぃ…ゃ…か…ず…」

俺は力が抜けて…声も出ない…

涙が出てくる…

雅紀「か…ず…」

もう…ダメ…

視界もぼやけて…

俺は目を閉じようとした…

次の瞬間…

ガッ…‼︎

「…‼︎」

体が宙に浮いたのが分かった…

なんとか目を開けて見ると…

和也「雅紀！大丈夫か⁉︎」

雅紀「か…ず…だ…」

和が助けてくれた…

雅紀「ぁ…っ…」

俺はそこで気を失った…