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人間と吸血鬼

第10章 新しく

雅紀「和、洗濯するね?」

和はついてきて作業を見た。

和也「すごいな〜…」

雅紀「よし、終わり!休憩!」

俺たちはリビングに戻ってソファーで休んだ。

雅紀「あっ!」

和也「どうしたの?雅紀?」

雅紀「やば…今日会う約束してたんだ…」

和也「誰と会う約束したの?」

雅紀「あっ…えっと…一応彼女…」

和也「雅紀、恋人いるの?」

雅紀「うん…」

彼女は幼馴染…

小さい頃からずっといて親に勝手に結婚の約束まで決められている。

でも俺はそこまで乗ってはいない…

彼女は俺の事が好きで告白されて付き合っていたけど…

最近は会う暇もないし、彼女もなんか浮気をしてるみたいだった…

和也「俺も彼女いたよ。」

雅紀「えっ…和も…?」

和也「うん、振られたけどね。結婚の約束までしてたけど。その後に死んだから俺。」

雅紀「なんか…ごめん…」

俺は少し悲しい気持ちになった。

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