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涙も出ないくらいに。

第2章 待ち合わせ

一緒に帰ることになって

待ち合わせをしていたら、

待ち合わせ場所まで小走りで来る彼女に

俺はもうすでにノックアウトで。


隣に忍田が歩いてて、

笑ってくれていて、

夢かと思うくらい幸せな気持ちになった。



学校のこととか

ごく普通の会話かもしれないけど、


そうやって自然に会話したりすることさえも、

なんだかとても愛おしくなっていた。



もっと話していたいな…

そう思ったら、

考えるよりも先に

言葉で伝えてしまっていて。




正直うなづいてくれた時は

驚きを隠せなくなりそうだった。

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